お庭に憧れのウッドデッキを作ろう！　アウトドアリビングデッキ

ウッドデッキを作っておくと、アウトドアリビングの使い方が充実します。

自然の肌触りと、歩行感を大切にしたいのであれば、ソフトウッド系のウッドデッキに。
耐久性と、高級感を出したいのであればハードウッド系の天然木材ウッドデッキに。
再生木粉を使用した樹脂系の人工木材は、半永久的な耐久性と、天然木材の様な質感を醸し出すことが出来ます。
デッキは、その下の基礎部の形状や高さの違い、根太などの構造部の仕様で金額は様々です。
さらに輸入材を使用するハードウッド系は、相場により価格の変動があります。
ウッドデッキは、基礎・構造材が重要になってきますので、木材に比べると取り付け手間は掛かりますが、構造材は鋼材（スチールメッキ鋼材やアルミ鋼材）を使用するのをお勧めします。
ハードウッド系、ソフトウッド系、人工木材系の3タイプに分類して商品紹介します。
※ ルーフトップへ施工する場合は、耐荷重の検討が必要です。また荷揚げに別途料金が加算される事があります。

ハードウッド系は、南米や東南アジア・オーストラリア産の天然木材を加工・乾燥されたものを使用したウッドデッキです。
硬く緻密な木質は耐久性に優れ、基本的に表面保護材が不要で、天然のままで美しい仕上がりのウッドデッキとなります。
天然木材ならではの、色の違いによる模様や経年変化による色の変化を楽しむことが出来ます。
無塗装で長く使用できますが、ほとんどのハードウッドはシルバーグレーに変色をしてきますので、表面保護の塗装を行うことをお勧めします。
また硬い材質の為、ソフトウッド系に比べ加工に手間が掛かりますが、ほぼノーメンテナンスで長く使うことが出来ます。
初期費用は掛かりますが、ランニングコストが安く済みますので、ウッドデッキを施工する人の多くがハードウッド系を選ばれています。

ソフトウッド系は、主に国産杉やひのきに防腐処理、防蟻処理をおこなった材や、レッドシダーなどの比較的加工性の良い輸入材を使ったウッドデッキです。
塗装の種類によってハードウッド系より綺麗に木目が見えるものが多いです。
注意しなくてはいけないのは、ホームセンターで入手し易いSPF材は、無加工品ではウッドデッキには向きません。
数年で腐食し危険な状態になります。
またメーカー独自の加工をおこなった製品などもあります。
特徴はなんと言っても肌触りが良く、歩行感や、音も硬くなく、柔らかい印象を与えます。
加工もしやすい為DIYで製作されるのもほとんどがソフトウッド系です。
ソフトウッド系は、定期的なメンテナンス（主に表面保護塗装）が必要となります。

耐久性・高寿命を考えたら、リサイクル木粉を配合した樹脂で作られた、人工木材がおすすめです。
水分の吸収が少ない為、劣化しにくく耐久性・耐水性・防蟻性がとても高いです。
以前は反りや、色変化等が激しかったのですが、品質が向上し今は天然木材と見紛うほどの製品もあります。
耐光性にも優れる製品が多い為、一度施工したらほぼノーメンテナンスで利用出来ます。
デメリットは、ほとんどが中空素材のために切口等の処理が難しく、自由度が少し制限されることです。
また初期費用も3種類の中では高額となります。